僕は昔から洋服が大好きで、長年アパレルの仕事に携わってきました。バイヤーとして「かわいい」と思える洋服を探し、お客様がその服を選び、笑顔になってくれる瞬間が何よりも嬉しく、僕自身の喜びでもありました。
でも、振り返ってみると、僕が本当に好きだったのは洋服だけではありません。お客様と話をすること。恋愛のこと。仕事のこと。人間関係のこと。気づけば、洋服の相談よりも人生相談をしている時間の方が長い日も少なくありませんでした。
誰かが少し前向きになれたり、安心できたり、「話してよかった」と思ってもらえたり。そんな時間をつくることが、僕にとって自然な喜びでした。





